デリカミニとN-BOXはどっちがいい?現行モデルで違いを徹底比較

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デリカミニ nbox 比較

「デリカミニとN-BOX、結局どっちがいいの?」

SNSやYahoo!知恵袋を見ると、「子どもの送迎と買い物がメインだけど、年に数回キャンプにも行く。デリカミニとN-BOXで迷ってます」こんな相談が山ほど出てきます。

気持ち、めちゃくちゃわかりますよ。

実は私、若い頃ホンダのディーラーで営業をやっていました。ただしN-BOXが発売される前の時代です。そのあと自分自身がN-BOXを3台乗り継ぎ、今はデリカミニのオーナー。

つまりN-BOXを3台乗り継いでから、デリカミニに乗り換えた。どちらも自分の車として、毎日使ってきた立場です。

だからこそ、ハッキリ言えることがあります。

デリカミニとN-BOXは「どっちが上か」ではなく「性格が違う車」です。

この記事では、両方を知っている立場から、カタログ比較サイトには書けない「本音の比較」をお伝えします。

N-BOXの良さは、3台乗り継いだ中で体に染みついています。だからこそ、フェアに比較できる。読み終わる頃には「自分にはこっちだ」と納得して選べるようになっているはずです。

※この記事のスペック・燃費・価格は、2026年9月23日時点の三菱自動車とホンダの公式サイトの情報です。デリカミニは2025年10月に登場した現行モデル、N-BOXも現行モデルの数値で比べています。

目次

デリカミニとN-BOXは「性格が違う車」|まず知っておきたい基本の違い

デリカミニとN-BOXは「性格が違う車」

比較に入る前に、大前提を共有させてください。デリカミニとN-BOXは同じ「軽スーパーハイトワゴン」というカテゴリーに属していますが、目指している方向がまるで違います。

ここを理解しないままスペックの数字だけ比べても、正しい判断にはたどり着けません。

デリカミニのコンセプト|デリカD:5の遺伝子を受け継いだ「冒険する軽」

デリカミニのコンセプト

デリカミニは、三菱のフラッグシップSUV「デリカD:5」の開発者が本気で作った軽自動車です。

本家デリカD:5の開発陣がオフロードテストまで行い、タイヤサイズもわざわざ大きなものに変更している。

この「本気度」が、他の軽スーパーハイトワゴンとは一線を画すポイントです。

正直に告白すると、私がデリカミニに惹かれたのは「見た目」が最初でした。

軽自動車はさんざん見てきましたけど、デリカミニのフロントフェイスを初めて見た時、「こんな顔の軽があるのか」と思わず足を止めたんですよ。

ゴツくて、でもどこか愛嬌がある。「冒険する軽」というコンセプトが、見た目からビシバシ伝わってくる。

N-BOXのコンセプト|販売台数No.1の「誰にでも勧められる優等生」

N-BOXのコンセプト

一方のN-BOXは、ご存じの通り軽自動車販売台数で常にトップクラスの王者です。

N-BOXはまさに「困ったらN-BOX」と言われる存在です。何を求めていても、N-BOXならだいたい応えてくれる。

燃費がいい、室内が広い、Honda SENSINGで安全装備も充実、デザインも万人受けする。

完成度が高すぎて、正直、弱点らしい弱点が見当たらないんですよね。

売れている=完成度が高い。これは間違いありません。3台乗り継いだ身として、人気の理由は身をもって知っています。

ただ、面白いのはデリカミニがN-BOXとはまったく違う層を開拓していること。「軽自動車にもアウトドア感がほしい」「個性的なデザインの軽に乗りたい」という人がデリカミニを選ぶ。

N-BOXは万能型、デリカミニは個性派。どちらが良い悪いではなく、性格が違うんです。

N-BOXは優等生、デリカミニは冒険家ってことだぜ!ボクはもちろん冒険家チームだけどな!

まぁポチはうちのマスコットだからな。ただ、N-BOXが優等生なのは本当にすごいことなんだ。優等生であり続けるって、実は一番難しい

スペックで見るデリカミニとN-BOXの違い|数字で比較してわかること

スペックで見るデリカミニとN-BOXの違い

ここからは具体的な数字を見ていきましょう。スペック比較は大事です。ただし、数字だけで決めると大事なことを見落とします。

「数字の裏にある意味」を読み取ることが、車選びでは何より重要なんですよ。

ボディサイズ・室内空間の比較|数字は世代で入れ替わる

ボディサイズ・室内空間の比較

まずはボディサイズから。両車のサイズを表にまとめました。

スクロールできます
項目デリカミニN-BOX
全長3,395mm3,395mm
全幅1,475mm1,475mm
全高(2WD/FF)1,785mm
(ルーフレール付車は1,800mm)
1,790mm
全高(4WD)1,815mm
(ルーフレール付車は1,830mm)
1,815mm
最低地上高150mm(2WD)/ 160mm(4WD)145mm

全長と全幅は軽自動車規格で同じ。違いが出るのは全高と最低地上高です。

4WD同士だと全高はどちらも1,815mmで並びますが、最低地上高はデリカミニが160mm、N-BOXが145mm。

この15mmが、雪道や未舗装路での余裕の差になります。

次に室内寸法を見てみましょう。

スクロールできます
項目デリカミニN-BOX
室内長2,315mm2,125mm
室内幅1,335mm1,350mm
室内高1,400mm1,400mm

ここは意外に思うかもしれません。室内長はデリカミニが190mm長い。室内幅はN-BOXが15mm広い。室内高は同じです。

前の世代のN-BOXは室内長2,240mm。後席の足元の広さが、そのままN-BOXの看板でした。

ところが現行モデル同士で比べると、数字の上下が入れ替わっています。「N-BOXのほうが広い」は、世代によって変わる話だということです。

ただし、数字がすべてではありません。広さの感じ方は、席の配置やシートの形でも変わります。

ただ、デリカミニも荷室のアレンジ自由度では負けていません。

荷室の床面と後席シートバックに防汚・撥水加工が施されていて、汚れた荷物やアウトドアギアをガシガシ積めるんですよ。

N-BOXはその点、きれいに使いたくなる内装なんですよね。

Xでもこんな声を見かけました。

この声は納得しかないです。

N-BOXの後席の使いやすさは本当によくできています。ただ、数字で選ぶなら必ず現行同士で比べてください。

ネットの比較記事には、前の世代の数字が残っていることがあります。

燃費・維持費の比較|月々の差はどれくらい?

燃費・維持費の比較

「燃費どっちがいいですか?」軽自動車を選ぶとき、多くの人が最初に気にするのがこれです。

燃費が気になる気持ち、よくわかります。具体的な数字を見てみましょう。

スクロールできます
仕様デリカミニ(WLTCモード)N-BOX(WLTCモード)
NA・2WD(FF)21.0km/L21.6km/L
ターボ・2WD(FF)19.5km/L20.0km/L
NA・4WD18.8km/L19.5km/L
ターボ・4WD17.8km/L18.1km/L

カタログ燃費で比較すると、N-BOXが0.3〜0.7km/Lほど上です。これは事実。否定しません。ただ、思ったより小さい差ではないでしょうか。

※N-BOXのターボはCUSTOM系の数値です。標準のN-BOXにターボの設定はありません。

ただ、数字で換算しないと気が済まない性分なんですよ。この燃費差が月のガソリン代にするとどれくらいか。

月800km走る前提で、レギュラー1L=160円として計算すると、だいたい月120〜250円の差です。

年間にすると1,500〜3,000円ほど。缶コーヒー十数本分です。以前のモデル同士では1〜2km/Lの差がありましたが、現行同士では燃費はほぼ横並びになったと考えていいでしょう。

でも正直に言うと、デリカミニの落ち着いた乗り心地と視点の高さを知ってしまうと、この程度の差で買える満足感としては安いもんだと思ってしまいますね。

もちろん、燃費を最優先にするならN-BOXの方が向いています。ここは嘘をつかない。

月200円前後なら、燃費で選ぶ理由はほとんどないってことですね…?家計を握る身としては、正直ちょっと拍子抜けです

その感覚でいい。燃費の差は小さくなった。だったら別のところ、たとえば最低地上高や見た目で選んでいい、ということだ

価格・グレード構成の比較|デリカミニはどれくらい高い?

価格・グレード構成の比較

次に価格です。エントリーグレードで比較すると、N-BOXが1,768,800円に対して、デリカミニ(G・2WD)は1,964,600円。デリカミニの方が約19万6千円高いです。

「同じ軽なのに20万円近く違うの?」と思いますよね。ただ、この差にはちゃんと理由があります。

デリカミニは4WDモデルにデリカD:5譲りの本格的な走破性能が付加されていて、最低地上高も高い。

さらにSUVらしいデザインやタフな内装素材、アウトドア向けの装備が価格差に反映されているわけです。

逆に言えば、N-BOXの176万円台というスタート価格は驚異的なコストパフォーマンスです。ホンダの企業努力ですよね。

この内容でこの価格は、ちょっと他に見当たりません。

パワートレインの比較|エンジンの味付けが違う

パワートレインの比較

エンジンスペックも見ておきましょう。

スクロールできます
項目デリカミニN-BOX
エンジン660cc 3気筒ターボ / NA660cc 3気筒ターボ / NA
NA最高出力52PS(38kW)/6,400rpm58PS(43kW)/7,300rpm
ターボ最高出力64PS(47kW)/5,600rpm64PS(47kW)/6,000rpm
最低地上高150mm(2WD)/ 160mm(4WD)145mm
駆動方式FF / 4WDFF / 4WD

カタログ上のエンジン出力では、NA車はデリカミニ52PSに対してN-BOXが58PSでやや上。ターボ車は両方とも軽自動車の自主規制上限64PSで同じです。

ただしデリカミニは5,600回転、N-BOXは6,000回転で最高出力に達します。

数字は似ていますが、実際に乗ると「味付け」の違いがはっきり出ます。

デリカミニは車体がしっかりしているぶん、ターボの有無で印象が変わるタイプです。私が乗っているのはNAですが、街乗りで不足を感じたことはありません。ただ、のぼりが続く場面ではパワー不足を感じます。

商談のときにターボ車にも少しだけ試乗しました。ただ、走ったのが平坦な街中だけだったので、坂道や高速での差まではハッキリ言えません。そこを重視する方は、ご自分で試乗して確かめてください。

一方、N-BOXのエンジンは「回して楽しい」タイプ。ホンダらしい気持ちのいいフィーリングがあります。ここはさすがエンジン屋のホンダだなと感心します。

乗ってわかった!デリカミニとN-BOXの「体感」の違い

デリカミニとN-BOXの「体感」の違い

ここからが、この記事の一番の”売り”です。カタログ数値はどのサイトにもあります。

でも「実際に両方を所有して、乗り比べた人間の体感」は、そうそう読めない。

知識と実感、両方からお伝えしますね。

街乗りの乗り心地|静かなのはデリカミニ、キビキビ走るのはN-BOX

街乗りの乗り心地

デリカミニとN-BOXを乗り比べて最初に感じたのは、「快適」の方向性がまったく違うということでした。

先に結論から言うと、静かなのはデリカミニ、キビキビ走るのはN-BOXでした。

デリカミニは、走っているときの音が耳に障りません。サスペンションもしなやかで、路面のデコボコを角のない当たりでいなしてくれる。ゆったり落ち着いて走れるんですよ。

ここで大事な前提を書いておきます。私のデリカミニは、ターボの付かないNA(自然吸気)のG Premiumです。

ターボ付きのTグレードだと走りの印象は変わるはずなので、そこは差し引いて読んでください。

N-BOXは3台乗り継ぎましたが、信号が変わってからの出足や、街中でのキビキビした身のこなしは、N-BOXのほうが軽快です。

そして、デリカミニに乗った瞬間に感じる「視点の高さ」。これはN-BOXにはない感覚です。

最低地上高が高い分、座面が高く、見晴らしがいい。

SUVらしい「上から見下ろす感覚」が運転していて妙に安心するんですよ。

特に違いを感じたのは段差を乗り越える時。コンビニの駐車場の入り口とか、ちょっとした段差で「ガツン」とくるのがN-BOXだと少し気になるんですけど、デリカミニは「ストン」と超えていく。

サスペンションの味付けの違いですね。

Xでこんな声を見つけました。

この気持ち、わかります。デリカミニの乗り心地って、数字では伝わらない独特の「優雅さ」があるんですよ。

SUVの視点の高さと、しっかりしたサスペンションが生む安定感。軽自動車なのに、どこかゆったり構えて運転できる。

一方で、街中での軽快さはN-BOXです。スッと前に出たい、信号の多い道をテンポよく走りたい、という人にはN-BOXのほうが気持ちよく感じるはずです。

毎日の通勤や子どもの送迎で、ストップ&ゴーの多い道をよく走るなら、N-BOXの軽快さが効いてきます。

デザイン・所有感の違い|「見た目に惚れた」は立派な購入理由

デザイン・所有感の違い

車選びにおいて「見た目が好き」って、実はものすごく大事な判断基準です。

断言しますけど、毎日乗る車のデザインが好きかどうかで、満足度は天と地ほど変わります。

デリカミニのデザインは、「ゴツ可愛い」の一言。デリカD:5譲りの力強いフロントフェイスに、丸目のヘッドライトが愛嬌を加えている。

駐車場で自分の車を見つけるたびに「おぉ、いいな」と思えるんですよ。

これは所有感という名の幸福度です。

N-BOXのデザインは、「シンプル・クリーン・万人受け」。悪く言えば無難。でもこれは「完成度の高さの裏返し」だと私は思っています。

N-BOXカスタムになるとかなりスタイリッシュですし、最近のN-BOX JOYはアウトドアテイストも加わって選択肢が広がっています。

Xではデリカミニの内装についてこんな声がありました。

わかる。デリカミニのメーター演出って、エンジンをかけるたびにちょっとワクワクするんですよね。

こういう「遊び心」は、N-BOXにはあまりない部分。N-BOXは質実剛健、デリカミニはエンタメ性もある。好みが分かれるポイントです。

Xの口コミ傾向を見ても面白い結果が出ています。デリカミニのポジティブな声は「見た目が好き」「所有感がある」「アウトドアに最高」が多い。

N-BOXは「広い」「燃費がいい」「万能」が多い。車の性格の違いが、そのまま口コミに表れているんですよ。

きたいちはデリカミニの見た目に一目惚れしたんだぜ!カッコいいだろ?

確かにデリカミニは個性的よね。でも私、N-BOXのシンプルなデザインも捨てがたいのよ…。結局どっちも素敵なんだから困るわ

安全装備の比較|Honda SENSING vs e-Assist

安全装備の比較

安全装備は、どちらも充実しています。N-BOXには「Honda SENSING」、デリカミニには「e-Assist」と、それぞれ予防安全技術のパッケージが標準装備されています。

正直に言うと、Honda SENSINGの完成度は非常に高いです。衝突軽減ブレーキ、誤発進抑制、ACC(アダプティブクルーズコントロール)、車線維持支援…。

長年の改良で熟成されていて、動作の精度に安心感があります。

デリカミニのe-Assistも同種の機能を備えていますが、細かな動作の洗練度ではHonda SENSINGが一歩リードしている印象です。

特にACCの追従性能や車線維持の自然さは、高速道路をよく使う方にとって差を感じるポイントでしょう。

ただし、日常の街乗りレベルでは大きな差は感じません。どちらを選んでも、基本的な安全装備で不満を感じることはまずないですよ。

ライフスタイル別おすすめ診断|あなたに合うのはどっち?

ライフスタイル別おすすめ診断

ここまでスペックと体感で比較してきました。「で、結局どっちがいいの?」と思いますよね。

何百組ものお客さんの車選びを見てきた経験から言うと、「万人に正解の車」は存在しません。あるのは「自分の暮らしに合う車」だけです。

ライフスタイル別に整理しますね。

街乗り・買い物・子どもの送迎がメインの人→N-BOXがおすすめ

街乗り・買い物・子どもの送迎がメインの人→N-BOXがおすすめ

N-BOXを選ぶべき人は、「日常の足」として軽自動車を使う方です。

スーパーへの買い物、子どもの保育園・学校の送迎、週末のちょっとしたお出かけ。こうした日常シーンでは、N-BOXの広い室内空間、燃費の良さ、Honda SENSINGの安心感がダイレクトに活きてきます。

私がN-BOXを3台も乗り継いだ理由も、突き詰めればこの3つでした。燃費、室内の広さ、そして安全装備の安心感。

まさに日常使いの三種の神器です。

後部座席に子どもを乗せた時の広さ、チャイルドシートの設置しやすさ、買い物袋を置ける荷室の余裕。

これらが毎日の使い勝手に直結するなら、N-BOXを選んで間違いありません。

アウトドア・キャンプ・週末のドライブが好きな人→デリカミニがおすすめ

アウトドア・キャンプ・週末のドライブが好きな人→デリカミニがおすすめ

平日は街乗り、休日は冒険。そんなカーライフならデリカミニです。

デリカミニの4WDモデルは最低地上高160mm。キャンプ場のぬかるんだ道、雪が積もった駐車場、ちょっとした未舗装路。

こうしたシーンで「行けるか不安…」と思わなくて済む安心感があります。

撥水シートや防汚加工の荷室は、汚れたキャンプギアやウェットスーツをガシガシ積める。

N-BOXだと「汚れないように」と気を使う場面でも、デリカミニなら「まぁいいか」と大らかになれます。

それでいて、平日の街乗りもちゃんとこなす。SUVらしい視点の高さと安定した乗り心地で、通勤や買い物にも不自由しません。

見た目・所有感を大事にしたい人→デリカミニがおすすめ

見た目・所有感を大事にしたい人→デリカミニがおすすめ

「車ってスペックだけじゃないよね」という方には、デリカミニを推します。

デリカミニのデザインは、軽自動車の中で唯一無二。

駐車場に停まっている自分の車を見て「カッコいいな」と思える感覚は、数字では測れない価値です。

実は、Xの口コミでデリカミニの購入理由を見ると「見た目・デザイン」が常にトップに来ます。

最初に見た目に惹かれて、調べていくうちに機能面でも満足できることがわかって購入を決めた、というパターンが多い。

「見た目に惚れた」は、車選びで最も後悔しにくい購入理由です。

とにかくコスパ・万能さ重視の人→N-BOXがおすすめ

とにかくコスパ・万能さ重視の人→N-BOXがおすすめ

「失敗したくない」「無難で確実な選択をしたい」なら、N-BOX一択です。

価格・燃費・室内空間・安全装備・リセールバリュー。あらゆる指標で高水準にまとまっているN-BOXは、まさに「全方位型の優等生」。

初めての車選びで迷ったら、N-BOXを選んでおけばまず後悔しません。

3台乗り継いで言います。N-BOXで「失敗した」と思ったことは、一度もありませんでした。それだけ完成度が高い車です。

ただ一つだけ。N-BOXを選ぶ場合、「個性」はあまり期待しない方がいい。

街中でN-BOXとすれ違うことは日常茶飯事。「自分だけの一台」感は薄いです。それを気にしない人には、最高の選択肢ですよ。

私は日常使いがメインだからN-BOX寄りだけど…年に数回のキャンプのことを考えるとデリカミニも捨てがたいんですよね

「年に数回」のためにデリカミニを選ぶか、「毎日」のためにN-BOXを選ぶか。頻度で考えるとスッキリするぞ。ただ、「年に数回の冒険が人生を豊かにする」って考え方もありだ

デリカミニとN-BOXで迷った時の「最終判断」の考え方

デリカミニとN-BOXで迷った時の「最終判断」の考え方

スペック、体感、ライフスタイル別のおすすめと見てきましたが、「それでもまだ決められない…」という方もいると思います。

最後に、何百組もの「迷っているお客さん」に伝えてきた車選びの最終判断のコツをお話しします。

実はこれ、デリカミニとN-BOXに限らず、あらゆる車選びで使える考え方です。

「どっちが上か」ではなく「自分の暮らしにどっちが合うか」

「どっちが上か」ではなく「自分の暮らしにどっちが合うか」

ここまで読んでいただいて、改めてお伝えしたいことがあります。

デリカミニとN-BOXの比較で最も大事なのは、「どっちが優れた車か」を決めることではありません。「自分の暮らし方にどっちが合うか」を見つけることです。

私はN-BOXを3台乗り継ぎました。

N-BOXの良さは骨の髄まで知っています。そのうえで今、デリカミニを選んでいる。

それは「N-BOXが悪いから」ではなく、「今の自分のライフスタイルにはデリカミニの方が合っているから」です。

逆に、街乗りメインでコスパ重視の方がN-BOXを選ぶのは、100%正しい判断です。

Xで「デリカミニ N-BOX 比較」と検索すると面白い傾向が見えます。両方を試乗して比較した人の声は冷静で参考になりますが、片方しか知らないのに断言している声はあまり当てになりません。

大事なのは、両方を知っている人の意見を聞くこと。

もしまだ試乗していないなら、ぜひ両方のディーラーに足を運んでみてください。カタログとネットの情報だけでは得られない「体感」が必ずあります。

乗り換え・購入前に今の車の価値を知っておこう

乗り換え・購入前に今の車の価値を知っておこう

最後に、アドバイスをひとつ。

新車を買う前に、今の車の買取相場を調べておいてください。

これ、当時もお客さんにこっそり伝えていたことなんですが…ディーラーの下取り価格って、必ずしも最高値ではないんですよ。

買取専門店の方が高値がつくケースは珍しくありません。

下取り額が上がれば、その分デリカミニやN-BOXの購入費用に回せます。ディーラーに行く前に相場を知っておくだけで、交渉の立場が全然変わります。

ネットで簡単に複数社の見積もりが取れるサービスがあるので、5分もあれば今の車の相場感がわかりますよ。

これをやるかやらないかで、実質的な購入コストに差が出ます。

よくある質問(FAQ)

よくある質問
デリカミニとN-BOXの燃費差はどれくらい?

現行モデル同士のWLTCモード燃費で比較すると、N-BOXの方が0.3〜0.7km/L優れています(各社公式サイトの公表値)。

月800km・レギュラー1L=160円で換算すると、月120〜250円ほど、年間でも1,500〜3,000円の差です。燃費で選ぶ決め手にはなりにくい水準です。

デリカミニの4WDとN-BOXの4WDは何が違う?

最大の違いは走破性能です。デリカミニの4WDはデリカD:5の開発陣が関わっており、最低地上高はデリカミニ4WDが160mm、N-BOXが145mm。キャンプ場のぬかるみや雪道での余裕が変わります。

N-BOXの4WDは日常の雪道対策としては十分ですが、本格的なオフロード走行を想定した設計ではありません。

家族4人で乗るならどっちが快適?

現行モデルの公表値では、室内長はデリカミニ2,315mm、N-BOX2,125mmでデリカミニのほうが190mm長いです。一方で室内幅はN-BOXが15mm広く、室内高は同じ1,400mm。前の世代ではN-BOXのほうが室内長が長かったので、古い比較記事の数字には注意してください。

座り心地やシートアレンジは実際に座って確かめるのが確実です。

リセールバリューはどっちが高い?

一般的にN-BOXはリセールバリューが高い車種として知られています。販売台数が多い分、中古車市場での需要も安定しています。

デリカミニは登場からまだ日が浅いですが、人気の高さから中古車価格は堅調に推移しています。どちらも軽自動車としては比較的高いリセールが期待できます。

デリカミニとN-BOX JOYの違いは?

N-BOX JOYはN-BOXのアウトドアテイスト版で、撥水シートやブラック基調のデザインが特徴です。ただし、ベースはあくまでN-BOX(FF車体)。デリカミニのように4WDの走破性能やSUVの車体設計を持っているわけではありません。

「見た目だけアウトドア風」と「本格的にアウトドア対応」の違いがあります。

まとめ|デリカミニとN-BOX、どっちを選んでも後悔しない

デリカミニとN-BOX、どっちを選んでも後悔しない

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

N-BOXを3台乗り継ぎ、今はデリカミニに乗っている私から、最後にお伝えしたいことをまとめます。

  • N-BOXは万能で誰にでも勧められる優等生。燃費・室内空間・安全装備・コスパ、すべてが高水準。迷ったらN-BOXを選べば後悔しません。
  • デリカミニは個性と遊び心を求める人にドンピシャの一台。アウトドア適性・デザイン・所有感・四駆の走破性、他の軽にはない魅力があります。
  • どちらも軽自動車としての完成度は高い。「どっちを選んでも間違いない車」であることは、両方を知っている私が保証します。

大事なのは「どっちが上か」ではなく、「自分のライフスタイルにどっちがハマるか」です。

この記事が、あなたの車選びの判断材料になれば嬉しいです。

ぜひ両方のディーラーに足を運んで、実際に乗ってみてください。カタログだけじゃわからないんですよ、これが。

車選びで一番大事なのは、「自分の暮らしにどっちが合うか」だ。N-BOXもデリカミニも、どっちを選んでも後悔しない車だぞ

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