デリカミニが気になって、三菱のWebサイトを開いたはいいもののグレードが並んでいるページを見て、思わず固まった経験はありませんか?
G、G Premium、T、T Premium、さらにDELIMARU Package……。
「どこが違うの?」「ターボって本当に必要?」「プレミアムにしないと後悔する?」と、頭の中がぐるぐるしている方、多いと思います。

わかります。その気持ち、痛いほどわかるんですよ。
実は私、若い頃にホンダのディーラーで営業をやっていました。毎日のようにお客さんから「グレード、どれがいいですか?」と聞かれ、その人の家族構成や使い方を聞いて、一緒にベストな一台を探してきた人間です。
何百人ものグレード選びに付き合ってきたからこそ断言できます。「高いグレード=正解」ではない、と。



そして今、私自身がデリカミニのオーナーです。
車を売る側にいた経験と、今デリカミニに乗っている実感。その両方から、カタログの○×表だけでは絶対にわからない“グレード選びの本当のポイント”をお伝えします。
この記事を読み終わる頃には、「自分にはこのグレードだな」と、迷いが晴れているはずですよ。
※この記事の価格・装備・燃費は、2026年10月17日時点の三菱自動車公式サイトの情報です。受注の構成比は、三菱自動車が2025年10月29日に発表した数値(10月28日までの注文)です。



グレードって何?全部同じ車じゃないの?



同じデリカミニでも、装備の内容がグレードごとに違うんだ。言ってみれば、同じ料理でも「並盛」「大盛」「特盛」があるようなもんだな。大事なのは、自分の腹に合ったサイズを選ぶことだ
デリカミニのグレード構成をサクッと把握しよう


まずは全体像を掴みましょう。2025年10月に発売された新型デリカミニのグレードは、大きく分けて6パターンあります。
エンジンはNA(自然吸気)のG系と、ターボのT系の2種類。
それぞれに「ベースグレード」と「プレミアム」があり、さらにプレミアムには最上位仕様の「DELIMARU Package(デリ丸パッケージ)」が用意されています。
駆動方式は全グレードで2WDと4WDが選べます。



文字だけだとピンとこないと思うので、まずは価格から見ていきましょう。
全グレードの価格一覧表


以下は、新型デリカミニのメーカー希望小売価格(消費税込)です。
| グレード | エンジン | 2WD | 4WD |
| G | NA | 1,964,600円 | 2,179,100円 |
| G Premium | NA | 2,129,600円 | 2,296,800円 |
| G Premium DELIMARU Package | NA | 2,649,900円 | 2,817,100円 |
| T | ターボ | 2,042,700円 | 2,258,300円 |
| T Premium | ターボ | 2,219,800円 | 2,387,000円 |
| T Premium DELIMARU Package | ターボ | 2,740,100円 | 2,907,300円 |
4WDの上乗せは約16万7千円です。ただしベースグレードのGとTだけは約21万5千円と、上乗せが大きくなっています。正確な価格は三菱自動車公式サイトでご確認ください。
最安のG(2WD)が約196万円、最上位のT Premium DELIMARU Package(4WD)が約291万円。
その差は約94万円です。「同じ軽自動車でこんなに差が出るの?」と思うかもしれませんが、装備の内容を見れば納得できますよ。順番に見ていきましょう。
ターボ(T系)とNA(G系)の基本的な違い


グレード選びの最初の分岐点が、ターボにするか、NA(自然吸気)にするかです。
ターボ(T系)はNAに比べてエンジンの出力とトルクが大きく、特に発進時の力強さと高速道路での余裕が段違いです。
一方でNAは燃費に優れ、価格も約7.8万円安い。ざっくり言えば、「パワーのターボ、燃費のNA」という構図ですね。
| NA(G系) | ターボ(T系) | |
| 最高出力 | 38kW[52PS]/6,400rpm | 47kW[64PS]/5,600rpm |
| 最大トルク | 60N・m/3,200rpm | 100N・m/2,400〜4,000rpm |
| WLTCモード燃費(2WD) | 21.0km/L | 19.5km/L |
| WLTCモード燃費(4WD) | 18.8km/L | 17.8km/L |
| 価格差(G vs T) | 約7.8万円 | |
ここで注目してほしいのが最大トルクの差です。NAの60N・mに対してターボは100N・m。約1.7倍もの差があります。
しかも、ターボは2,400回転という低い回転数から最大トルクが出ます。トルクは「加速の力強さ」を決める数値ですから、信号発進や坂道での余裕がまるで違ってきます。



ただし「ターボじゃないとダメ」と感じるかどうかは、使い方次第なんですよ。
私が乗っているのはNAのG Premium DELIMARU Packageですが、平坦な街中を走るぶんには不足を感じたことはありません。ただ、のぼりが続く場面ではパワー不足を感じます。
だから、坂道の多い住宅街に住んでいたり、高速道路を頻繁に使ったりする方は、ターボの恩恵を日常的に実感できるはずです。



ターボって高速道路以外でも必要なんですか?街乗りだけなら関係ないと思ってたんですけど…



坂道が多いエリアなら日常的に違いを感じるはずだ。あと、家族4人乗車でエアコン全開の真夏。荷物が増えるほど、トルクの差は効いてくるぞ
ベースグレードとプレミアムの装備差を徹底比較


ターボかNAかが決まったら、次の分岐点は「ベースグレードにするか、プレミアムにするか」です。
ここがグレード選びの核心だと思っています。なぜなら、価格差は約16〜18万円なのに、日常の使い勝手に直結する装備がごっそり変わるからです。
「もうちょっと出して上のグレードにしておけばよかった…」という声は、何度も聞いてきました。
逆に「上のグレードにしたけど、この装備使ってないな…」という声も聞いてきました。



だからこそ、装備の中身をしっかり理解してから判断してほしいんです。
プレミアムで追加される主要装備一覧


公式サイトの主要装備をもとに、ベースグレード(G / T)とプレミアム(G Premium / T Premium)の差を一覧にしました。
| 装備 | ベース(G / T) | プレミアム |
| 電動スライドドア | 助手席側のみ | 運転席側+助手席側 |
| マイパイロット[MI-PILOT] | なし | あり |
| 電動パーキングブレーキ/ブレーキオートホールド | なし | あり |
| マルチアラウンドモニター(移動物検知機能付) | メーカーオプション | あり |
| 後側方車両検知警報[BSW/LCA] | なし | あり |
| 後側方衝突防止支援[ABSA] | なし | あり |
| 後退時交差車両検知警報[RCTA] | なし | あり |
| リヤサーキュレーター | なし | あり |
| シートバックテーブル | なし | あり |
| シート生地 | 撥水(ファブリック) | 撥水(合成皮革&ファブリック) |
ここで見落としてほしくないのが、後半3つの安全装備です。
後側方車両検知警報、後側方衝突防止支援、後退時交差車両検知警報。この3つは公式の主要装備一覧でPremium以上にしか記載がありません。
車線変更のとき、駐車場からバックで出るとき。死角を見てくれる装備は、あると事故を一つ減らせるかもしれない類のものです。



「装備差=快適さの差」だけではありません。安全装備にも差があります。ここは値段だけで決めないでください。
なお、デジタルルームミラーと前後ドライブレコーダーは、プレミアムには付きません。この2つはDELIMARU Packageの装備です。
ここを勘違いしたまま契約すると、納車後に気づくことになります。
アダプティブLEDヘッドライト[ALH](77,000円)は、T PremiumとT Premium DELIMARU Packageだけで選べるメーカーオプションです。
「この装備差に16〜18万円出す価値はあるか?」正直な見解


結論から言います。「日常の快適性を上げたい人」にはプレミアムの価値は十分ある、と私は思います。
理由は明快で、プレミアムで追加される装備の大半が「毎日使うもの」だからです。
たとえば、両側電動スライドドア。ベースグレードは助手席側だけが電動で、運転席側は手動です。
「運転席側なんて使わないでしょ?」と思うかもしれませんが、実際にスーパーの駐車場で運転席側から子どもを降ろしたい場面って、意外とあるんですよ。
片手に荷物を持ちながら手動のスライドドアを開ける。



たった一瞬のことですが、それが毎日だとじわじわ効いてきます。
もうひとつ見逃せないのがマルチアラウンドモニター。これ、駐車が苦手な人にとっては本当に救世主です。
車を上から見下ろしたような映像が表示されるので、狭い駐車場でも「見えない壁」がなくなります。



「この機能があるから安心して運転できる」という声は、本当によく聞きます。
ただし、です。ぶっちゃけて言いますね。
街乗りオンリーで、高速はほぼ使わない。駐車も得意。家族も少人数。こういう方は、ベースグレードで十分です。
16〜18万円を節約して、好きなオプションやアクセサリーに回す方が賢い選択かもしれません。
大事なのは、「自分の毎日の使い方」をイメージしたときに、プレミアムの装備が必要かどうか。それが判断基準なんです。見栄で選ぶ必要はまったくありませんよ。



16万円の差って大きいですけど…毎日のことを考えると、両側電動スライドドアは欲しいかも。子どもを抱っこしたまま開けられるのは本当に助かるんですよね



そうだろ?使い方次第だけど、子育て世帯なら16万円の価値は十分あると思うぞ。逆に、独身や夫婦だけなら無理してプレミアムにする必要はない
DELIMARU Packageは本当に必要?オプションとの損得を考える


新型デリカミニの目玉とも言えるのが、DELIMARU Package(デリ丸パッケージ)です。
三菱自動車の発表によると、発売時点で受注1万台を超え、そのうち約7割がDELIMARU Packageでした(2025年10月28日までの注文)。
でも、ちょっと待ってください。本当にあなたに必要でしょうか?



ここは冷静に中身を見てから判断しましょう。
DELIMARU Packageは、G Premium・T Premium をベースに、Google 搭載の12.3インチの画面、ビルトインETC2.0、3Dマルチアラウンドモニター、デジタルルームミラー、前後ドライブレコーダー、セキュリティアラーム、MITSUBISHI CONNECT が標準で付くグレードです。
Premium との差は、どの組み合わせでも520,300円です。
Premium にも、メーカーオプションのコネクトナビパッケージA(三菱自動車のカタログでは399,300円)で、12.3インチの画面・ETC2.0・3Dマルチアラウンドモニターなどを付けられます。
デリ丸パッケージとの差は121,000円で、その差で付くのがデジタルルームミラーと前後ドライブレコーダーです。



この2つは、Premium ではメーカーオプションでも選べません。
なお公式サイトには、Google アシスタント・Googleマップ・Google Playは初度登録から10年間無料、11年目以降は別途サービス利用料金が必要と書かれています。
長く乗る方は覚えておいてください。
✅ ナビ・ドラレコ・ETCを全部付けるつもりの人 → まとめて付くDELIMARU Packageが候補
❌ 「ナビはスマホで十分」「ドラレコは社外品でOK」→ 使わない装備に52万円を払うことになる
💡 Premium+コネクトナビパッケージAとの差は121,000円。必ず両方の見積もりを並べて比べる
中身の一覧と、私が実際にもらった「あり・なし」の見積もり2枚での比べ方は、デリ丸パッケージの記事にまとめています。


受注の約7割がDELIMARU Packageを選んでいるという事実は、「全部入りがお得」だと判断した人がそれだけ多いということ。でも、裏を返せば3割の人は「いらない」と判断しているわけです。
正直に言うと、今はスマホのナビアプリが十分高性能です。ドラレコも、手ごろな社外品がたくさんあります。
「全部入り」の安心感にお金を払うか、「必要なものだけ」で賢く節約するか。ここは好みが分かれるところですね。



全部のせが最強に決まってるじゃん!大画面でナビもバッチリだろ?



…ポチ、私たちには「予算」ってものがあるのよ。52万円あったら子どもの習い事が何年分よ
実際のオーナーはどう感じてる?リアルな声を紹介


ここまでスペックや装備の話が続いたので、ちょっと視点を変えましょう。
実際にデリカミニに乗っているオーナーさんたちは、どんなことを感じているのか。Xに投稿されているリアルな声を紹介しますね。
グレードの違いを超えた「デリカミニそのものの魅力」がよくわかる声が集まっています。
「乗り心地が高級車みたい」オーナーの満足ポイント


まず紹介したいのが、こちらのポストです。
「高級車に乗っているみたいに優雅で落ち着いた気分になれて癒される」この感覚、デリカミニオーナーとしてものすごく共感できるんですよ。
軽自動車って、どうしても「安っぽい」「揺れる」「うるさい」というイメージがありますよね。



でもデリカミニは、そこを完全に裏切ってくるんです。
乗った瞬間に「あれ、軽自動車ってこんなに静かだっけ?」と驚く人が多い。これ、グレードに関係なく全車に共通する美点です。
だから、どのグレードを選んでも乗り心地で後悔することはない。これは自信を持って言えますよ。
「メーター演出がかわいい」細部に光る三菱のこだわり


もうひとつ、Xで見つけて思わず頷いたのがこちら。
デリカミニのメーター演出、これが本当に凝っているんですよ。エンジンをかけた瞬間にかわいいアニメーションが流れる。
私にとってデリカミニは、メーターの演出や見た目も含めて、愛着のわく車です。
スペック表や装備一覧には載らないこういう「遊び心」が、日常のカーライフをちょっと特別にしてくれるんですよね。



メーターにボクみたいなキャラが出てくるの?最高じゃん!



演出の内容はグレードや設定で変わる。実車で見せてもらうのが確実だぞ
【ライフスタイル別】あなたにピッタリのグレードはこれだ


さて、ここからがこの記事の本題です。
装備の違い、価格の違いはわかった。でも結局、「自分にはどのグレードが合うの?」これが知りたいですよね。
私が一番大事にしていたのは「お客さんの使い方を聞くこと」でした。



同じ車種でも、使い方によってベストなグレードはまったく違うんです。
ここでは、よくあるライフスタイル別に、私がおすすめするグレードを正直に提案します。
街乗り・買い物中心の主婦なら → G Premiumがおすすめ


日常の買い物、子どもの保育園や習い事の送迎、たまに近所のショッピングモールへ。こんな使い方が中心なら、G Premium(NA・2WD)がベストバランスです。
なぜターボじゃなくてNAか? 理由はシンプルで、街乗り中心ならNAのパワーで十分だからです。
私自身もNAの2WD(G Premium DELIMARU Package)に乗っていますが、平坦な道を走る分にはストレスを感じる場面はほとんどありません。エンジンはG Premiumと同じです。



ターボのT Premiumより、約9万円安くなります。
一方で、プレミアムの装備は日々の子育てで真価を発揮します。
両側電動スライドドアは、片手に子ども、もう片手に買い物袋、そんな毎日の中で「このボタンひとつで助かる」装備です。
マルチアラウンドモニターも、スーパーの混雑した駐車場で活躍してくれます。
お子さんを乗せた状態で駐車に手間取ると焦りますよね。上から見下ろす映像があるだけで、心の余裕がまるで違いますよ。



私にピッタリじゃないですか!ターボはいらないけど、両側電動スライドドアは絶対欲しかったんです



その判断は正しいぞ。見栄じゃなく実用性で選ぶ人にはG Premiumがベストだ
アウトドア好きのファミリーなら → T Premiumがおすすめ


週末はキャンプやBBQ、夏は海、冬はスキー。荷物をたっぷり積んで高速道路を走ることが多いなら、T Premium(ターボ)一択です。
アウトドアの荷物を満載した状態で高速に乗ると、車重が増える分だけ加速が鈍くなります。ターボの100N・mというトルクが効いてくるのは、まさにこういう場面です。



アクセルを踏めばスッと加速してくれる。この安心感は、家族を乗せている時ほど大きいですよ。
さらに、Premium以上のグレードにはマイパイロット[MI-PILOT]が装備されています。これは高速道路での追従走行と車線維持をサポートしてくれる機能。
キャンプ場まで片道2〜3時間の高速ドライブ、帰り道は子どもが寝静まった車内をマイパイロットの支援を受けながらゆったり運転する。



想像しただけで「これ、欲しいかも」と思いませんか?
4WDとの組み合わせもおすすめです。雨の日のキャンプ場、冬の雪道など、アウトドアでは路面状況が読めないことが多い。4WDなら最低地上高も160mmに上がります(2WDは150mm)。
「迷ったら全部入り」派なら → T Premium DELIMARU Packageがおすすめ【売れ筋No.1】


三菱自動車の発表では、受注のグレード構成比はDELIMARU Packageが67%、Premiumが28%、ベースグレードが5%(2025年10月28日までの注文)。2WDと4WDの比率は47%対53%で、4WDのほうが多いという結果でした。
つまり、10人中7人がDELIMARU Packageを選んでいるということです。
「あれこれ悩むくらいなら、全部入りにしておけば後悔しないでしょ?」この考え方、よくわかります。



そして正直に言うと、この判断は間違いではありません。
T Premium DELIMARU Packageには、ターボエンジン、マイパイロット、両側電動スライドドアといったT Premiumの装備に加えて、Google搭載12.3インチディスプレイ、デジタルルームミラー、前後ドライブレコーダー、ETC2.0、3Dマルチアラウンドモニターがすべて標準装備されています。
納車された日からナビもドラレコもETCも揃っている。面倒な後付け作業がゼロです。
特に12.3インチのGoogle搭載ディスプレイは、軽自動車の常識を完全に覆すレベル。Googleマップがそのまま大画面で使えます。



スマホをいちいち接続する手間がないのは、毎日使う人ほどありがたみを感じますよ。
こんな人に向いています。
- ナビ・ドラレコ・ETCを後から別々に買うのが面倒な人
- 「どうせ買うなら最初から全部揃えたい」性格の人
- 大画面ナビでGoogleマップを快適に使いたい人
- 長く乗るつもりで、装備に後悔を残したくない人
ただし、価格は2WDでも2,740,100円。ベースグレードのGと比べると約78万円の差があります。
冷静に見ると、「ナビはスマホで十分」「ドラレコは社外品で安く済ませたい」という方にはオーバースペックです。7割が選んでいるからといって、自分にも必要とは限りません。
「全部入りの安心感」にお金を払う価値があるかどうか。それは結局、あなたの使い方と予算感で決まるんです。



7割が選んでるならボクも全部入りがいいぜ!多数決で決めようじゃん!



多数決で車を選ぶな。7割が選んでいるのは事実だが、残りの3割は「自分には不要」と判断した人たちだ。大事なのは自分の使い方に合っているかどうかだぞ
ペットと出かけたい人なら → T PremiumかG Premiumがおすすめ


ペットと一緒にドライブを楽しみたい。そんな方にはPremium以上のグレードをおすすめします。最大の理由は、やはり両側電動スライドドアです。
ペットを車に乗せるとき、リードを持ちながら手動のドアを開けるのは意外と大変。



ドアを開ける一瞬の隙に飛び出そうとすることもあります。
電動スライドドアなら、ボタンひとつで開閉できるので、ペットの安全を確保しながらスムーズに乗り降りできるんですよ。
ターボ(T系)かNA(G系)かは、お出かけの距離で判断してください。
近所の公園やドッグランが中心ならG Premiumで十分。高速を使ってちょっと遠くのペット可キャンプ場に行くことが多いなら、T Premiumの方が快適です。



ボクの特等席は荷室だぜ!広い方がいいに決まってるじゃん!



ポチ、お前は黙って乗ってろ。ただ、荷室はどのグレードでも同じ広さだから安心しろ。ペットオーナーはドライブシートを敷いておくのがおすすめだぞ
予算を抑えたいなら → G(ベースグレード)も全然アリ


最後に、一番伝えたいことを言わせてください。ベースグレードのG、全然アリです。
「予算的にベースグレードしか買えないんだけど、後悔しないかな…」という不安の声は、本当によく聞きます。
公式サイトの主要装備を見ると、Gにもこれだけ付いています。
- 助手席側電動スライドドア(イージークローザー付)
- 撥水シート生地(ファブリック)
- 155/65R14タイヤ+14インチアルミホイール(2WD)
- あのカッコいいデリカミニのエクステリアデザインも、もちろん全グレード共通
街乗りオンリーの方、セカンドカーとして使う方、単身で通勤メインの方。こういった方にとっては、Gグレードこそが最もコスパの高い選択肢です。
ただし、後側方の検知系の安全装備はPremium以上です。ここだけは、予算と天秤にかける前に一度考えてみてください。
「高いグレード=正解」ではありません。自分の暮らしに合ったグレードを選ぶこと。それが一番の正解なんです。



これだけは胸を張って断言します。
グレード選びで後悔しないための3つのチェックポイント


「だいたいの方向性は見えてきたけど、まだ最終決断できない…」という方のために、私がお客さんにいつもお伝えしていた3つのチェックポイントを共有しますね。
① 自分の「毎日の使い方」を書き出してみる


紙でもスマホのメモでもいいので、以下の項目を書き出してみてください。
- 通勤・送迎の片道距離は?
- 自宅周辺に坂道は多い?
- 高速道路を月に何回くらい使う?
- 普段の乗車人数は何人?
- ペットを乗せることはある?
- 駐車場は狭い?広い?
これを書き出すだけで、ターボが必要かどうか、プレミアムの装備が活きるかどうかが見えてきます。
漠然と「どれがいいかなぁ」と悩んでいた人が、具体的な判断基準を手に入れるわけです。地味ですが、効果は絶大ですよ。
② ディーラーで実車を見て・触って・乗ってみる


カタログやWebの情報は大事です。でも、最終判断は実車に触れてからにしてほしいんです。
Webでは伝わらないものがあります。シートに座った時の視界の広さ、ステアリングを握った時の感触、後部座席の足元空間、スライドドアの開閉音。
五感で確認して初めて「うん、これだ」と確信が持てるんですよ。
試乗では、できればNAとターボの両方に乗ってみてください。同じデリカミニでも、発進した瞬間の感覚が違いますから。
「NAで十分だった」と安心できるかもしれないし、「やっぱりターボの方がいい」と確信できるかもしれない。



どちらにしても、自分の体で確かめた判断は後悔しにくいですよ。
③ 今の車の買取相場を事前に調べておく


これ、意外と見落とす人が多いんですが、かなり重要です。
ディーラーでの値引き交渉で有利に立つためには、今乗っている車の「買取相場」を事前に知っておくこと。



ディーラーの「下取り額」は、買取専門店の相場より低いことが少なくないんです。
事前に買取相場を調べておけば、「この車、買取だと○○万円なんですけど、下取りだとどうなりますか?」と交渉の土台を作れます。
その結果、数万円〜十数万円の差が出ることは珍しくありません。
「Gで十分かな」と思っていた方が、下取りと買取の差額で浮いた分をグレードアップに回せた、なんてケースもあります。グレード選びと購入費用の最適化は、実はセットで考えた方がいいんですよ。



下取りと買取相場の差を知らないのは損だ。交渉の土台がまったく変わるぞ。ディーラーに行く前に、一度買取相場だけでもチェックしておけ
まとめ|デリカミニのグレード選びは「自分の暮らしに合っているか」で決まる


ここまで長々とお付き合いいただき、ありがとうございます。
最後に、各グレードのポイントをもう一度おさらいしておきましょう。価格は2WDのメーカー希望小売価格です。
| グレード | こんな人におすすめ | 価格(2WD) |
| G | 街乗り中心・セカンドカー・予算重視 | 1,964,600円 |
| G Premium | 街乗り主婦・子育て世帯・駐車が苦手な方 | 2,129,600円 |
| T | 坂道が多い地域・たまに高速を使う方 | 2,042,700円 |
| T Premium | アウトドア派・高速多用・快適装備重視 | 2,219,800円 |
| T Premium DELIMARU Package【売れ筋No.1】 | 全部入り派・ナビもドラレコもETCも最初から欲しい方 | 2,740,100円 |
| G Premium DELIMARU Package | 全部入り装備が欲しいけどターボは不要な方 | 2,649,900円 |
デリカミニのグレード選びで大事なのは、「自分の暮らしに合っているか」。これに尽きます。
装備表の○×だけで判断しないでください。カタログの数字だけで決めないでください。
「自分が毎日どう使うか」をイメージして、その使い方に合ったグレードを選べば、後悔しない一台が見つかります。



迷ったら、ディーラーに行って実車を見て、触って、乗ってみてください。それが一番の近道です。
そして、どのグレードを選んだとしても、一つだけ確かなことがあります。
デリカミニは、あなたの日常をちょっと特別にしてくれる車ですよ。デリカミニオーナーの私が、自信を持ってそう言います。



私、G Premiumに決めました!街乗り中心だし、両側電動スライドドアがあれば十分です



いい選択だ。自分の暮らしに合ったグレードを選べたな。デリカミニとの生活、楽しんでくれ
よくある質問(FAQ)


- デリカミニで一番売れているグレードはどれですか?
-
三菱自動車の発表によると、受注のグレード構成比はDELIMARU Packageが67%、Premiumが28%、ベースグレードが5%でした(2025年10月28日までの注文・1万台超)。つまりPremium以上で95%を占めています。
ただし、売れているグレード=あなたに合うグレードとは限りません。自分の使い方に合った選択をすることが大事です。
- ターボ(T系)とNA(G系)の燃費差はどのくらいですか?
-
WLTCモードで比較すると、2WDでNAが21.0km/L、ターボが19.5km/L。差は1.5km/Lです(4WDは18.8km/Lと17.8km/L)。
月800km走る前提で、レギュラー1L=160円として計算すると、月に約470円の差になります。燃費差より、日常の走行快適性やパワーの余裕で判断する方が後悔しにくいですよ。
- 2WDと4WDどちらを選ぶべきですか?
-
降雪地域にお住まいの方、悪路(キャンプ場やダートなど)を走る機会が多い方は4WDがおすすめです。最低地上高も2WDの150mmに対して4WDは160mmになります。
4WDは2WDより約16万7千円高く(ベースグレードのG・Tは約21万5千円)、燃費も落ちるので、必要性をよく考えてから選びましょう。なお三菱の発表では、受注の53%が4WDでした。
- デジタルルームミラーはPremiumに付いていますか?
-
付いていません。デジタルルームミラーと前後ドライブレコーダーは、DELIMARU Packageの装備です(公式サイトのグレード装備比較で確認)。
Premiumには、メーカーオプションでも付けられません。この2つが入ったコネクトナビパッケージBは、ベースグレードのG・T専用です(公式の主要装備一覧で確認)。Premiumでドライブレコーダーが欲しい場合は、ディーラーオプション(前後ドライブレコーダー 74,360円〜)などで付けることになります。
- ベースグレード(G / T)でも安全装備は同じですか?
-
いいえ、差があります。後側方車両検知警報[BSW/LCA]、後側方衝突防止支援[ABSA]、後退時交差車両検知警報[RCTA]は、公式の主要装備一覧でPremium以上にのみ記載されています。
マルチアラウンドモニターはPremium以上で標準装備。ベースグレードでも、メーカーオプションの先進安全パッケージで付けられます。安全装備を重視するなら、ベースグレードとの差をよく確認してください。
